焼き栗日記

愛情と憎悪とを狂気で接合しています

#7/15

朝起きた時、依然としてしんどさはあったのですが、熱を測ってみると36.1度でした。これでは休めないと思って「熱が出てしんどい」という自己暗示をかけてみたところ、次第に上半身が熱くなってきて、息も荒くなって、体温を測ると37.6度にまで上昇していました。この前ストレス・マネジメントを受けた時に友人にも指摘されましたが、私は案外催眠系にかかりやすいきらいがあるのかもしれない。これは使い方をしっかりすれば相当な武器になりそうです。

そういえば、テスト期になると毎回決まったように鼻水が出始めるのは、なくした教材をさがすために部屋に積まれたプリントの山を解体して、その時にほこりが大量に出ることによるハウスダスト・アレルギーのせいだと思っていましたが、今の諸症状を鑑みるにどうやら普通の風邪っぽい。なおさら関連性がよく分かりません。

 

人に何かをおすすめする行為がどうやら私には苦手らしい。自分の好きなモノはどちらかというと自分一人で保管しておきたくて、他人と共有して楽しむことの意義がいまいちよく分かりません(もちろんそうでないものもある)。仮に自分がとんでもなく好きなモノがあったとしても、その魅力を他人に伝えるための適切な表現が思い浮かばなくて、結局「~~が良いよ!」くらいの陳腐で薄い言葉で終わってしまいます。そんなもんだから私のそういった言葉は(恐らく)響かない。人にモノをおすすめするのにも才能が必要っぽい。逆もまた然りで、どんなに上手く他人からおすすめされたモノでも、その言葉に上手く同調出来なくて、あまり興味が湧かないことが多々あります。どうやら自分とそれ以外が使っている言語は違うっぽい。その差異を翻訳してくれる統一された絶対的価値観を見いだせたら良いのにな、と熱でぼーっとした頭(自己暗示の成果である)で半分寝ながら思っていました。