焼き栗日記

愛情と憎悪とを狂気で接合しています

#9/2 夏の風物詩

Hに先手を打たれました。前書いた通り、「提出は明日だと思っていました」で乗り切ろうとしていたのに、登校してすぐの朝礼で、Hの「提出は今日が締め切り!」という言葉を担任から聞かされました。逃げ場がなくなりました。さすがH、私たちのことを良く理解しています。

 

校内模試については、夏休み一切勉強してなかった割には出来たほうなんじゃないかなと思います。しかし、やらないと死ぬ感じの教科については案の定死んだので、因果応報といった感じです。

 

その後、科学教師Mによるテルミット反応の実験が行われました。これは、以前から私達が「やってくれ」とお願いしていたのですが、なんやかんやで延期されて、何故かこの(宿題で)忙しい時期に実施されました。正直実験よりも宿題をやりたかったですが、まぁ実験自体はそれなりに楽しかったので良かったです。

この夏休み中、ついにすることが出来なかった、花火を楽しんだような感じです。

 

その実験の際に借りたライターを返すために職員室に行く必要があったのですが、当然職員室にはHがいるわけで、見つかっては(宿題のことで)気まずくなることは必至なので、必死に目を合わせない、意識しないようにして乗り切りました。どうやら友人の報告ではずっとこちらの方を見ていたらしいです。怖かった。

この夏休み中、ついにすることが出来なかった、肝試しを楽しんだような感じです。 

 

そんなわけで実験は終わり、Hから逃げるようにして帰ろうとしたのですが、なんとタイミングの悪いことか、Hは私達が帰宅する時にちょうど柔道場の方にいて、帰っている様子をバッチリ見られました。しかも一緒に帰っていた友人が騒いでいたので、「宿題のこと忘れてました」という言い訳が通用しない感じです。明日が怖くて夜も眠れません。そして、宿題をやらないといけないので夜も眠れません。

 

そういえば明日は40分授業らしいですけど、Hの授業、どうなるんでしょうか。ただでさえ時間足りないのに。