焼き栗日記

愛情と憎悪とを狂気で接合しています

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私の学校では、私立だということもあり(?)、定期考査が終了したら大体の教師はテスト後最初の授業時に試験を返却します。数学や理科等採点が比較的楽な教科についてはなおさらです。現に、数学教師3人の内2人は初回の授業時に返却しました。

しかし、Hは返却しませんでした。まだ二枚ある内の一枚しか採点が終わっていないようです。

Hは昔は採点爆速の男と呼ばれ、ある程度尊敬されていました。テストがあったその日の終礼時に試験を返却するという離れ業も一度披露してもらった記憶があります。しかし、私達が高Ⅱになった時あたりからその能力に陰りが見えてきました。今回のように、試験を返せない状況に陥ることがたびたび起こるようになりました。それが怠惰によるものとは考えたくありませんし考えづらいけれど、もしそうでないとしたら、やはり単純な処理能力の低下、老化なのでしょうか。仮にも高Ⅲを担当している教師がこの体たらくで良いのかと疑問を抱きます。

私はテスト後最初の授業時に試験を返却することは教師の義務だと考えています。生徒が真剣に問題を解いたのだから、教員も真剣に採点を行うべきです。Hには、今後このようなことがないようにしてもらいたいですが、恐らく無理そうですし、それを直接言うのも気が引けます。