焼き栗日記

愛情と憎悪とを狂気で接合しています

#1/15 良い話ではない話

実戦形式の試験が今日で終了、残すは本番のみとなりましたが、(出来る限り)万全の状態で臨んだのに普通に悪かったので、自信を喪失するだけの結果となりました。下手に人と結果や進路について話している時のほうが悲観的になってしまうっぽい。

 

登校して早々Hに「最近調子は上がってきてるか?」と問われました。面倒だったので「まぁ……なんとか」と適当に答えて教室へ逃げました。

 

今日は最終回ということでもありますし、Hのゼミへ行ってきました。例の"前後不覚"状態は未だ健在で、「頭がおかしいんじゃないか」と他クラスの生徒の間で囁かれていました。それをうけたのか、Hが始まって早々弁明を始めました。ちょっと環境を変えてみるためと。そこでなにより驚いたのは、Hも"前後不覚"というキーワードを使ったことです。私と同じ思考で至ったのか、それとも生徒が口に出していたのか、はてはHがこのブログを読んでいるのか、真相は分かりませんが、とにかく驚いた。

そのゼミ中にて、Hがセンター試験に向けての対策や激励をしていたのですけど、なんだかごちゃごちゃ言っている間、ふと彼の股間に目がいきました。何故って勃起していたからです。以前からHは"そういうコトがある"とまことしやかに囁かれていましたが、ここまで分かりやすいものを目撃したのは初めてです。激励をしながら勃起をするな。しばし不覚にも目が釘付けになってしまいましたが、我に返って顔を上げるとHと目があいました。多分、私が気づいたことに気づいたと思います。そこからは心理戦です。物凄く内心気まずくなりましたが、配られたプリントの問題に即座に没頭して事なきを得ました。

 

1週間前から始めるのではいささか遅かった。せめてあと1週間欲しかったなぁ。