焼き栗日記

愛情と憎悪とを狂気で接合しています

#10/2 俯瞰的授業参観

Hの授業で、積分についてグラフを用いて説明している時に、「先生が今何をイメージして図を書いてるか分かるか!?答えはCTスキャンだ!」とか言ってました。分かるわけねーだろ。

その後、ただ計算がめんどくさいだけの定積分を、「これ先生にやってもらいたい人いるか!?」と生徒に言いましたが、誰も挙手せず、なんだか悲しそうな様子でした。結局ちょっとだけ計算していましたし。なんだかこの学校の教師はそういう面倒な計算を好む傾向にあります。最近気づいたのはこれはHだけでないということです。なんででしょうね。授業でそれをやる価値はあまり見いだせないですけど。

 

そんなHの授業、今日は大分久々に眠ってしまっていました。とても気持ちよかった。他の教師の授業と比べて、Hの授業は息をもつかせないめぐるましさで展開されるため、普段は気が張って(集中出来ているわけではない)それどころではないのですが、そういったものを放棄して寝ていると、とんでもない禁忌感を感じられて良い感じでした。

もっとも起きていたところで何かをするわけでもなくて、ただ忙しそうなHの姿をみんなで眺めるみたいな授業だ、と私は捉えています。これ、結構的確に授業の様子を形容できてると思います。