焼き栗日記

愛情と憎悪とを狂気で接合しています

夏休み11 時間厳守の大切さについての話

旅行から帰ってきて、ようやく落ち着いて記事をかけるようになったので、この旅行をおおまかにまとめて書こうと思います。ここ最近の記事をかぶるところも多くあります。

 

今回の旅行の目的は「東大・京大のオープンキャンパスへ行く、あと天王山を登る」というもので、2名の同行者TとSとで行きました。

まず一日目、高速バスに乗って東京まで行きました。一番前の座席でしたけど、その列の席だけ何故かカーテンが配備されてなくて、光が漏れて少し恥ずかしかったのが印象的でした。Tが道後の方にある回る床(バスを反転させるやつ)を体験してなんだかすごく興奮していました。高速バスなので寝心地は最悪でしたが、そこで効力を発揮したのは持参した「ぬれマスク」で、あるとないとでは大違いだなと感じるほど良いものでした。同じく持参した「ホットアイマスク」はあまり良さを感じられなくて悲しかったです。その後は東大のオープンキャンパスに行きましたけど、これがまたひどいところでした。後述する京大のものと比べて見ると明らかなほど様々な配慮がなされていませんでした。一つ一つは小さなしょうもない不満(暑い、広すぎて疲れる、休憩室のクーラーがあまり効いてない、売店の店員の態度が最悪、etc……)なんですけど、それが集まって「東大には絶対行かねぇ」といった不遜な感じの気概を持つに至りました。あと赤門前で「オープンキャンパスの資料です」と言って渡された冊子がオープンキャンパスに一切関係ない賃貸の冊子でちょっと笑えました。その後、友人達と別れて一人で新宿御苑明治神宮秋葉原(の神田明神)に行って、好き勝手遊びました。東京自体はなかなか楽しい場所だなと、当然ですけど思いました。迷子になった件は先述した通りです。秋葉原でカレーを食べた後ホテルに戻って楽しく過ごしました。この辺は私と交友のある人はツイキャスをしたのである程度知っているのではないかと思います。ちなみに2時まで起きて「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 2wei!」を見ていました。

二日目は、出不精な友人達のおかげで(後々こういった性質がSの身に災いとして降りかかる)9時過ぎくらいまでホテルでうだうだした後新幹線に乗って京都へ行きました。名古屋を通過した時にtwitterで報告のポストをしたところ、とある友人に一瞬で乗っていた新幹線を発見されて怖かったので無視したところ、「リプけんな」とか言われましたけどいまいちこの言葉の意味がわからなかったのでやはり無視しました。京都についた後、ラーメンを食べてから天王山に向かいました。登山するのは結構しんどかったけど、良い写真が撮れたのでそれなりに満足しています。ただ帰るときには、私が疲れていたのに合わせて友人達が変な話をしていたので気分が滅入って、頭がおかしくなりそうでした。その後伏見稲荷大社へ行って千本鳥居をくぐって、京都タワーへ行きました。私達が宿泊したホテルで京都タワーの展望台の無料券をくれたので行ったのですが、思った以上に設備がちゃちかったです。特に大浴場はあれで750円は詐欺だと思いました。その後ホテルへ戻って友人達と適当に話して一日が終わりました。私は2時くらいに寝ましたが、友人達は4時くらいまでずっと気になる女子の話をしていたみたいです。寝ていてよかった。

三日目、最後の日ですけど、この日が一番問題でした。まずは例のごとく友人の怠惰でチェックアウト限界ギリギリの時間にホテルを出て、京大のオープンキャンパスに行きました。既に東大のオープンキャンパスを経験していた私達にとってここのものはとても素晴らしい物でした。内容はともかく配布物にも力が入っているし、トートバッグやらうちわやら予想の斜め上なグッズ(良い意味)もくれて、とても満足出来ました。将来行くならここが良い。食堂も(洋風なのにフォークがないというハプニングもありましたが)綺麗な感じで好ましかったです。インフラが整備されてる感じ。やっぱり東大の最高学府だからって学生をなめた感じの態度でいることには良くないと思うのです。その後、Sは一人で美術館へ、私とTは清水寺へ向かいました。今思えばこれが間違いでした。16:15か16:45の関空行きの特急に乗らねばならなかったので、16時ちょい過ぎに京都駅集合ということで、私とTは音羽の瀧など人が並んでいたスポットは全てスルーする感じで速攻で参拝を終わり、15:45頃にはもう京都駅にいました。しかしSは、結構時間ギリギリまで粘ってバスで戻ってこようとしたみたいですけど、市バスが人で一杯で乗れず、私の「タクシーで来い」という忠告も聞かず次の市バスに乗っていました。その結果、最初は「34分に着く」と言われたので私とTは待っていたのですが、34分になっても来ず、「あと二停留所」などとSが言うので、これはもう無理だと悟って特急に乗り込みました。どうやらSはそれに加えてコインロッカーの場所も分からなかったらしいのでどっちみち無理だったっぽいです。特急に乗り込んだ後、私は「次の特急に乗れ」と言ってしまったのですが、自分で調べて新幹線でいけることを発見さえしていれば後の悲劇にはつながらなかったのにと思います。関空についた後、飛行機はpeachなのでチェックインは30分前に済ませておかねばならなかったのですが、素直に私達の30分後の特急に乗ってきたSは惜しくもチェックインを済ますことが出来ませんでした。つまり飛行機に乗れず、置き去りにされてしまったということです。この事件は私としてもとても悔しくて、涙が出そうになりました。仕方ないので私とTはSの荷物を持ったまま飛行機に乗ろうとしたのですが、ちょうど悪いタイミングで台風が接近していて、乗り込むのも困難なほどの強風大雨でした。そんな荒天にも関わらず飛行機は離陸して、風に煽られて揺れたりしていてとても怖かったです。本気で墜落するんじゃないかと思いました。しかもSが一人遅刻して私達二人が先に飛行機に乗っているこの状況は、パターン的に飛行機が墜落してSだけ助かるような気がしたので余計怖くて、そういう意味でも泣きそうでした。心のなかで「エイメン」と連呼していたくらいです。しかし、その心配は杞憂に終わって無事私達二人は帰ってくることが出来ました。Sは飛行機はもう諦めてフェリーに乗って帰ってくるみたいですが、まだ連絡がなにもないのでフェリーが本当に沈みでもしてないか不安です。

 

随分と長文になりました。総括すると、最後の結末が悲しすぎますが、総じて楽しい(色々な意味で)旅行でした。さすがにホントのホントに高校生活最後の思い出になるだろうのでしっかりと記録しておきました。ただまぁもうとにかく疲れました。そんなわけで私もそろそろ寝ようと思います。おやすみなさい。Sは安らかに眠れ。