焼き栗日記

愛情と憎悪とを狂気で接合しています

#7/23 絶対悪としてのヲタク性

今回からサブタイトルをつけ始めました。気分によってついたりつかなかったりするかもしれません。

 

最近女児誘拐監禁事件の影響でまたアニメに対する風当たりが強くなった感じがあって、twitterなどではそれによって被害を被る人たちが必死に反対意見を出していますけど、それはどう見てもどだいおかしな話です。確かに「犯人の部屋にはアニメのポスターが貼ってあった」などと報道する必要はまったくありませんし、それは紛れも無くそういった風潮被害によると思っていますが、そういう事態に陥ることはあながち間違った話ではなくて、よく見る「ヲタクだからといって犯罪者じゃない人もいる!」だとかいう主張は、そもそも《ヲタク》(アニメに限らず)とは気持ち悪いものであって、ヲタクであることを自分から宣言した時点でそれはもう罪を犯しているのと同意です。気持ち悪くないと主張したい人は、自分を鏡で見ろとは言いませんが、他のヲタクの姿を見るべきだ。「犯罪者予備軍と言われるとヲタクを思い浮かべるのに、実際に刑務所にいる人を想像すると筋骨隆々とした大男を思い浮かべるのは何故」、これもtwitterで見かけた意見ですが、論理のすり替えがある以上正当性は少ないけれども納得は出来ます。しかし、それはヲタクは自分のことを《悪》だと認識していないがゆえであって、自覚がないがゆえに実際の犯罪を意識的に行おうとしない、というカラクリなのでは。ここからアニメヲタクに限った話をしますけど、そもそもアニメを視聴して楽しみたいのならそこに他人の存在は必要なくて、作品と一対一で深く理解し心を動かされるのが本来の姿だと私は考えています。なので、自分から「~~を見た」だとか他人に周知させる必要はまったくなくて、それは他人から見て気持ち悪くて、犯罪的なものです。一番言いたいのは、現代の《ヲタクを許容する雰囲気》が我慢ならない。私のイメージでは「けいおん!」の影響で俗に言うライトヲタクが大量に流入した感じですけど、それのせいでこんな雰囲気が出来てしまった。そういったことが嫌なので、私はあまりそのような大衆向けアニメといった感じの作品は視聴しないようにしています。自分の悪性が一般的になってしまっては困るためです。

それと関連して「アニメアイコンの奴はろくなやつがいない」とも言われていますが、これはまさにその通りだと思っています(そう言いながら私はアニメアイコンを使用していますが)。他に使用できそうな写真がなかったのでしょうが、やはりヲタク性を自分からひけらかしてる以上彼らはまともな人間ではない。ヲタクは秘すものであって公開して良いものでは断じてない、これが私の主張です。

 少し追記しておくと、ヲタク性をひけらかしておきながらもそれで許されてしまうような人間もいます。俗に言う"天才"というやつです。彼らはアニメがどうだとかそういった次元のこととは関係ないらしく、扱うものの種類を問わず面白い行動が出来る人間のことです。私はこういった人間ともっと交流を持ちたい。これは例外も認めているということです。 

 

結構長々と書きましたが、まだ私の満足するほど意見を述べられたわけではありません。この問題は根が深すぎて、どうにもならない感じが。しかし言わざるをえないので書いた所存です。

 

ところで今日のHの授業、やたらノリノリでした。「ふなっしー!!!!!!!!」と突然叫びだすほどにはノリノリでした。一同困惑。結構楽しかったです。